職人魂[Hair The NeXt]Smart


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      切れ味を究める!!・・・


2007年11月23日(金)スタート

《誤字、脱字お許しください。》

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〔2008年4月25日〕
2007年12月暮れにちょっと工夫をしてレーザーを研いでみました。
時間がかかるのですが出来上がりはかなりいいと思われます。それ以来、毎回同じように研いでいます。
内容はトップシークレットです・・・
いろいろ思いついたことをやっています。
以前、研ぎあがりが85%〜90%の出来と書きましたが90%〜95%くらいの出来ではないかと思います。
100%なんてことあり得ませんから・・・
後は、使い手の技術力と体調管理です。その点を注意していこうと思っています。


〔2008年2月27日〕
私が大切にしているレーザーは切れる刃+コンケーブによる切れ味のよい刃ですがもう一つ大切なことがあります。
それは長く切れるということです。長切れすることも大切な要素です。
どんなによい刃が付いてもすぐに切れなくなるのでは困ります。
しかし、理想とする刃に仕上がっても切れ味はだんだんおちていきます。
もう、“そろそろ研がないと・・・”というタイミングを知らせてくれるのはコンケーブの音です。
もちろん、自分で使っていればレーザーの感触でわかるのですがその音でどういう状態かがわかります。
Ms.Yが使っている時でもその音でわかります。
具体的に“このような音です。”とは説明しにくいのですが私の耳に入ればわかるのです。
長年、聞いてきた音ですから・・・
もう少し使える前に研いで新しい切れ味のよい刃にするのです。次回は近況報告です。


〔2008年2月9日〕
砥石もレーザーを研いでいると減ります。だから、砥面を修正する必要があります。
実は、砥面の修正がスランプの原因でした。基本中の基本です。
それができていなかったのです。新しい砥石を買って気付きました。
あまり、詳しいことは書けないのですがトップシークレットですから・・・(どうしても知りたい方はNeXtにてこっそりお話しますから、これくらいで勘弁してください。)
それからは砥面の状態を目視で確認してから研ぐようにしています。
あの時は泣きたいくらいでしたが今はスランプに陥ることはありません。とても安定しています。次回は研ぐタイミングについてです。


〔2008年1月17日〕
スランプに陥ると何でも疑ってしまうものです。
焼きが甘いところをとってしまおうと、レーザーの刃先1/4程を削って短くしたものもありましたが結果は同じでした。
レーザーを研ぐことは私の裏方の仕事です。でも仕事中はもちろん、常に“なぜなのか?”を考えていました。この時はかなり重症でした。
ある日、お客様で板前さんのM様と砥石の話になり、セラミックの砥石のことを知りました。
初めて聞いたその砥石がいいと思い、もう、すぐほしくなりM様が帰られた後1時間位休みをもらって買いに走りました。
その時の気持ちは砥石のせいにしていたのです。
しかし、何でもやってみるものですね。このことがスランプ脱出のヒントになったのです。


〔2008年1月3日〕
最近、スランプはありませんが一度凄いスランプになったことがあるのです。
気合が入っていてやる気のある時に研いでも刃先の切れ味が悪いのです。
その時は空気中の目に見えない細かなゴミでさえ災いしているのかと思い、朝早く空気の落ち着いた時間帯に研いだこともありました。
また、刃の焼入れ具合が均一でなく刃先の焼きが甘いためかと思い、当時金沢工業大学の学生でしたN様に電子顕微鏡で調べてほしいとお願いしたこともありました。
私としては、レーザーの1本くらいダメになってもいいと思っていたのですが結果的に大き過ぎてそれに入らないということで残念しました。
まさに、疑心暗鬼です。次回に続きます。


〔2007年12月25日〕
皆様、“刃は生きている。”と言うと“何を血迷ったことを・・・”と思うでしょう。私もこの表現が適切なのか迷うところです。
しかし、何年も前のことですが1度だけちょっとした空き時間にレーザーを研いだのです。
私の気持ちの中では“時間がないから早く、早く研いでしまおう。”という焦りの気持ちが強かったのです。
急いで研ぎあげたのですがその切れ味は、ひどいものでした。
その時に“刃は自分の気持ちがのり移る。生きている。”と思ったのです。大反省でした。
それ以来、“今日は切れ味のよい刃をつけるぞっ。”と気持ちが充実していて気合いの入った時しか研ぎません。
それでも85%〜90%の研ぎあがりではないかと思います。なかなか、完璧にはいきません。
刃の切れ味ってすごく不思議なものです。次回はスランプです。


〔2007年12月17日〕
替刃式の利点は研がなくて良いところです。機械によって付けられた板状の刃を本体に差し込むだけで良いのですから実に簡単ですし楽です。
しかし、本体の形状はレーザーの形状とまったく違いますし、本体と板状の刃に一体性がないためコンケーブの効果が得られません。
また、替刃はよく切れます。よく切れるのですが、“切れ味”ということになると切れる刃+コンケーブのレーザーのほうが味があります。
以上のことからNeXtでは替刃式の剃刀が好きになれないのです。次回は“刃は生きている。”です。


〔2007年12月6日〕
前回レーザー(西洋剃刀)は両刃で断面が楔(くさび)の両面をえぐった形と書きました。
この形を専門用語で「コンケーブ」と言います。この形状こそが髭を剃る時の抵抗・衝撃を吸収してくれるのです。
その時にコンケーブが“ジョリジョリ”と音を出します。また、それを吸収してくれるということは肌にやさしくあたるということです。
だからNeXtではレーザーのコンケーブ形状にこだわっているのです。次回は替刃が嫌いな理由です。


〔2007年11月26日〕
剃刀(かみそり)には西洋剃刀(レーザー)と日本剃刀があります。
レーザーは両刃で断面が楔(くさび)の両面をえぐった形です。両面を研ぎます。主に男性に使用します。
日本剃刀は日本古来の剃刀で片刃です。主に片面を研ぎます。女性に使用します。
替刃式の剃刀にもレーザーと日本剃刀の両方のタイプがあります。ほとんどの技術者が替刃式の剃刀を使っているのが現状です。
NeXtは構造上それが嫌いなのです。次回は“ジョリジョリ”の秘密です。


〔2007年11月23日〕
皆様どうでしょう?顔を剃っている時“ジョリジョリ”と音がすることに気付いていますか?気付いている方もいらっしゃると思います。
NeXtではそこに物凄くこだわっているのです。その音こそ刃物の命です。
NeXtの刃物に対する熱き思いを少しずつ書いていこうと思います。


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